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2004年 08月 25日
「ネオアコってどんな音楽?」って聞かれることがある。 青春してて爽やかなギターポップだよ、と教えてあげると相手は「ああ」と納得したような顔をして 「ゆずみたいな音楽だね」 などと答える。 ち、ちがーーーーーう!!! 青春とか、爽やかという言葉から連想されるものはひとそれぞれ違うようだ。 まあ、あたりまえであるが、ネオアコを説明する際、ただ「爽やかな青春ギターポップ」といってもうまく伝わらないようである。 そんなときはてっとりばやく「これぞネオアコ」という音楽を聞かせてやるのが1番であるが、そんな「ネオアコって何?」という質問の答えとなるのが、フリッパーズ・ギター、そしてアステックカメラである。 ネオアコの定番中の定番、というかネオアコの代名詞ともいえるアズテックカメラ。 ネオアコ初心者はまずはここから聞き始めるのがいいだろう。 ・・・・・・・・・などと言いながら、実は俺がこのアズテックカメラの名盤であるファーストアルバム「ハイランド・ハードレイン」を聴き始めたのはつい最近である。 ネオアコには御3家とよばれるバンドがある。 アズテックカメラ、オレンジジュース、ペイルファウンテンズである。 どれもネオアコを聞くリスナーは必ず聞いているという定番中の定番なのであるが、俺はどうもへそ曲がりなのか、他の人が聞いているようないわゆる定番にはあまり興味が無く、ネオアコの脇道というか、もっとマニアックなものに惹かれ、これら名盤御三家をずっと無視したままだった。 フェルトやギャングウェイ、フィールドマイスなどという知るひとぞ知る、と呼ばれるようなネオアコバンドばかりを聴いていては「ああ、ネオアコはいいなあ」などと悦に入っていたものだったが、その実、基本がおろそかなままであった。 ある日、音楽チャットをやっているときネオアコの話題になり、こっちがマニアックなバンドの名前を出すと、相手は「へえ、そんなマニアックなの聞いてるんだ?趣味がいいねえー」などと感心してくれて、こっちは内心得意満面な気分になっていたのだが、しかし向こうから「でも、やっぱりアズテックはハズせないよね」なんて話をふられてどう答えていいのかわからず困ってしまった。 ネオアコファンなら間違いなく聞いているはずのアズテックを俺は聞いていないのだ。 正直に自分はまだアズテックを聴いていないことを告白すると、あいては「ええっつ?」と驚いていた。 マニアックなネオアコを聞いていて、どうして基本中の基本のアズテックを聞かないの?と相手は不思議がる。 ネオアコファンがアズテックカメラを聞かないことはありえないことなのだ。 恥ずかしくなってしまい、「やっぱり基本は大切だな」と思い直し、次の日、中古CD屋に行ってアズテックカメラのファースト「ハイランド・ハードレイン」とオレンジジュースのシングル・コンピレーションを買った。 そして部屋に帰って聴いてみたら、やはり基本をおろそかにしてきた自分が愚かだったということがわかった。 これを聞かずしてネオアコは語れない。 それほどの内容だった。 ネオアコの特徴といえる、青春、清涼感、爽やかさ、美しいメロディ、ポップセンス、叙情的、詩的、・・・・・全てが高いレベルで結実している。 ネオアコとはなにかと問われたとき、「それはアズテックカメラだ」と答えてまず間違いない。 アズテックはネオアコを定義づけたバンドである。 基本を形成し、その基本を最高レベルで演奏するバンドである。 さらに驚くのはこのアルバム製作時、アズテックの中心人物(というよりこの男のソロユニットのようなもの)ロディ・フレームが若干19歳であった事実に驚かされる。 若々しいと同時に非常に成熟した深い音楽性。 これほどの曲を19歳の青年が作るなんてことは奇跡である。 あきれるほどに彼は天才だった。 アズテックカメラはまさに青春のアンセム。 その「青春」という概念を最高レベルで音楽として結実したのがアズテック・カメラことロディ・フレームという天才だった。 たとえ歳をとってもアズテックカメラを聞くと、いつでもあの甘酸っぱい「青春」の空気を感じ取れる。 やっぱり、このアルバムは聞かなくちゃダメだよ・・・・・・・・。 アズテックカメラを聞いて俺は1からネオアコを勉強し直す気持ちになった。 やっぱりここからスタートするべきだ。 1曲目「オビリヴィアス」、2曲目「ザ・ボーイズ・ワンダー」、3曲目「ウォーク・アウト・トゥ・ウィンター」の怒涛のネオアコ大名曲の連続攻撃は必殺である。
by pulog
| 2004-08-25 00:02
| 音楽
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