カテゴリ
以前の記事
2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 フォロー中のブログ
見てから読む?映画の原作 Ampegスクロールベー... 痛勤音楽 u-sukeのネタ帳 海驢blog しげログ 嘆息熱気球(アーカイブ) Mistery blog ぷぃんく俗物館 アタクシ国の奴隷観察記録 じてんしゃロケット (笑ёдё)ノ新米ナスの... プロジェクト娘々 私の斜め右後ろ 詩作のスキモノ web-tonbori堂ブログ 族長の初夏 東京ハムスター日記 旧・兎の物置 直撃を受けているのか!?... GROOVY DIARY 怪獣ブログ (旧)頭痛にケロヨン えろぶろ at Exci... 髪切虫電脳西中島南方支店 POP-ID通信。 おぼろ駕籠 リンク
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 04月 22日
きへへへへへへへ~~~~~~~!!!! みなさん恨晩話(こんばわ) 婆ー茶ル眼蛾寝っこ愛怒ル、魅奴痢です。 自分で書いてて読めないわ。 そんなわけで今夜もはじまりました恐怖のひばり書房スカムホラーの地獄煉獄。 今宵もみなさんを恐怖と狂気の世界にご案内いたしましょう。 ひばりの恐怖漫画を読んだら夜中にトイレに行けなくなり、ゲロを吐くと中には虫が! 手足が腐り落ち、もはや芋虫同然の奇形と成り果て下水道の中に逃げ込み、ドブネズミを食べながら生き長らえるということになると言われていますが、それでもあなたはひばりの漫画を読みますか? え?読みたくない? ふふふ・・・・・そんなこと言ってられるのも今のうち、みどりが紹介するひばりの恐怖漫画の数々を見たら、たとえ毒虫になってでもひばりの漫画、読まずにはいられなくなるんだから! そんなわけで今日も「いなずま少女」並みにハリキッテひばりのスカムな世界へみなさんをご紹介いたします! さて、前回は川島のりかず先生の漫画をいくつか紹介しましたが、ひばりコミックアーティストの中でもみどりが1番読みたいのは川島先生ですね。 なにしろ川島先生の漫画は狂って狂って狂い果てた上になんがなんだかわけがわからなくなってみんな死ぬ、という作風のひばりアーティストなのです。 発狂した人間がとにかく人間を刃物で切り刻みズタズタにして殺していくという作風で、当時のホラーコミックといったら幽霊もの、悪魔オカルトものが主流だった時代に、スプラッターサイコホラーを量産していたのです。 サイコホラーなんて名前の無かった時代ですから、編集部も川島先生の漫画をどんなジャンルに分類するべきかわからず、仕方なく「SFホラー」なんて名前をつけていたのでした。 先生の作品のタイトルセンスも素晴らしく「生首が帰ってきた」、「母さんが抱いた生首」、などの生首もの。 「みんな死んじまえ!」「殺しても生きている女」、「化け物家族」、「化け物赤ちゃん」、「首を切られたいじめっこ」などの身も蓋もないもの。 「たたりが恐怖の学校に!」などの文法がちょっと間違っているもの、 「フランケンの男」などのあんまり考えてないもの。 「恐ろしい村で顔を取られた少女」など、どこでなにがあったのかちゃんと説明してるものなどなど、タイトルを見ただけでも読みたくなるものばかりです。 みどりは「呪われたマンガファン」というスカムホラーアンソロジーに収められた「生首が帰ってきた」だけしか読んだことがないのですが、そのあまりの素晴らしい内容にみどり流産しちゃいました! 内容はですね・・・・・・・・えーと・・・・・・・ 電車に「コケーーー!!!」と言いながら飛びこむ少女 ブラザーコンプレックスの妹。 「ウホウホ!」っていう知恵遅れの男とその姉。 髪の毛とゴマとイモとバラ肉をこねた呪いの団子。 カラスに眼球をえぐられる。 酔って帰って来て女房の目の前で商売女とキスする旦那。 女房の片目はガラス玉で頭を殴られた拍子にポロっと取れる。 キエーっと鳴きながら手をバタバタさせて崖からダイブする少女。 生きたままナメクジを食べる少女。 壮絶な女同士の血みどろバトル。 生首が帰ってくる。 というような内容でして、要するに説明不可能です。 とにかく間を置かずに気持ち悪いシーン、残酷なシーン、血まみれ、切断された肉体が紙面を乱舞するが立て続けに飛び出す不快指数200パーセントのゴア漫画であります。 「生首が帰ってきた」を読んで、漫画そのものが発狂しているかのような川島漫画にすっかり魅了されてしまったみどりです。 川島のりかず先生は日野日出志先生が去った後のひばりレーベルを支えたヒットメーカーであり、数多くの点数があり、発行部数も多かったため、古本屋に多く出まわっており比較的入手しやすいとの話です。 ちょっと前は1冊100円くらいで投げ売られていたようですが、今はどうなんでしょう? ヤフオクでは300~500円前後の値段で売ってるようですね。 書いてる途中で思ったんですが、川島のりかず先生の漫画って、ちょっと御茶漬海苔の漫画と似たテイストなんですよね。 少女、めったやたらな残酷シーン、派手なスプラッター、思想テーマも教訓もない投げっぱなしのストーリー。 でも御茶漬海苔の漫画はそうしたスカムホラーであることに確信犯であり多分に計算して描かれたものであるという印象があるのですが、川島先生の場合は天然ですね。 生まれながらにしてスカムでトラッシュな作家性の持ち主であると思います。 そこが川島先生の魅力なのですが。 御茶漬海苔にしても川島のりかず先生にしても、ダリオ・アルジェントを思わせる少女ゴアムービーを見ているようなテイストを感じます。 ひたすら残酷描写ばかりにこだわり、それ以外の面はおざなりになる、そんな絶対恐怖主義がアルジェント、御茶漬海苔、そして川島のりかず先生には共通して見られます。 みどりは彼ら狂った少女ホラー作家たちに賞賛を贈りたいです。 それでは前回に引き続き、今回も川島のりかず祭りの第2弾。 さらに強烈な川島漫画のイっちゃった表紙の数々をご覧あれ! 狂乱!恐怖の都市へ いやあ、イっちゃってますね~! 眼球がこぼれちゃってる女の人とピノコのアッチョンブリケポーズの少女。 眼球女がこれだけがんばってすごい顔してるのに女の子のリアクションが薄すぎるような気がします。 努力が報われてない気がして気の毒です。 血塗られた処刑の島 こっちのおんなのこは同じピノコのアッチョンブリケでもそこそこリアクションとってくれてるみたいでよかったです。 やっぱりほとんど白骨化した上にウジ虫にたかられるぐらいじゃないと客のリアクションは期待できないみたいですね。 この業界もなかなか大変そうです。 呪いの針地獄 まったくリアクションなしです。 いくらがんばっても怖がってくれない客に対して芸人のほうが帰ってしまったようです。 タイトルの恐ろしさに比べてなんだか寂しさ、わびしさが漂ってきますね。 この少女もやけに無愛想ですし。 蜘蛛しか残っていない、うらぶれた演芸場・・・・・・・・実際、業界は厳しいようです。 そんなわけで川島のりかず祭りは尻つぼみに終わってしまいましたが、いかがでしょうか? 盛り上げるつもりが、寂しい空気に包まれてしまって、心が寒いです。 みどり、コンパの幹事とかやらせたら失格なんでしょうか? そんなわけで、次回こそ汚名挽回したいと思いますので、たとえもう嫌だとか飽きたとかいわれても、みどりはひばり祭りを続けます。 まだまだつづくよひばり祭り! 今度はこんなもんじゃないわよ! みんな覚悟してなさい!
by pulog
| 2005-04-22 18:17
| バーチャル眼鏡っ子・みどり
|
ファン申請 |
||