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2004年 12月 05日
パソコンが故障してネットが出来なくなってもゲームは出来ると言う時期があったのでその間、リーフの「痕~きずあと~」をプレイしてました。 いやあエロゲーの名作だけあって面白かったです。 実際はエロ度は低い・・・・というかエロシーンはそれなりに濃かったのですがエロがメインではなく古来から息づく「鬼」の伝承にまつわる伝奇ファンタジーであり、それをシナリオアドベンチャーの方式にのっとり様様な角度から語っていくと言うのが非常に面白くかつハマりました。 伝奇アドベンチャーとしての面白さ、シナリオのクオリティの高さもさることながら、美少女ゲームにとっては肝となるキャラクターの可愛らしさ、ようするに萌え度数が非常に高かったですね。 柏木4姉妹の中で誰に1番萌えたかっていうと、4人全員にもえちゃいましたから! おっとり天然ボケのお姉様、千鶴さん。 男っぽくてさっぱりした性格&巨乳の梓。 エヴァ綾波風、無口で神秘的な美少女、楓ちゃん。 健気で気配り上手なロリロリ妹キャラ、初音ちゃん。 彼女たちの魅力を前にして、このゲームがなぜこうも高い人気を誇るのか充分納得いたしました。 都心から離れた静かな地方都市を舞台にした全体的に和風のテイストも、このゲームの魅力であります。 俺は「虐げられたジャンル」に対してこだわりと期待感のようなものを持っているわけですが、たとえば様様なメディアにおいてワンランク下に位置するジャンル、映画の下に位置するVシネマ。 そしてゲームの1段下に位置するエロゲーなど。 社会から文化として正当な評価を与えられず、ワンランク下とみなされているこうした分野のなかにこそ、正当に評価されるジャンルを超えるものが生まれる可能性を秘めている、というのが俺の持論であります。 それを証明するものとしてVシネマからは後に劇場用作品となって大ヒットを飛ばしたホラー「呪怨」が生まれ、そしてエロゲーからは「同級生」や「イブ・バースト・エラー」、 そしてこの「痕~きずあと~」が生まれたのでした。 エロゲーという一般ゲームの一段下に位置することにより、一般ゲームが受ける様様な制約からは自由となり、ようするに「エロシーンさえ入っていればあとはなにをやってもOK」という風通しのよさが傑作を生み出す土壌となっているのだと、俺は考えています。 だからエロゲーには注目しているわけですが、しかしそれにしても出版点数が多い! 毎月大量のエロゲーがリリースされますが、その中で実際にプレイする価値のあるものはいったいいくつあるんだろう? 1度にこれだけ大量の「傑作」が生まれているとは考えにくく、やはりそのほとんどが「クズ」であるというのが現実なんだろう。 しかしゴミの山の中にはきっと宝石も眠っている。 事実これまでに「痕~きずあと~」のようなゲームも生まれてきたのだ。 これからのエロゲーに期待しつつ、また同時にVシネやインディーロック、エロ漫画などにも注目し、一般ゲーム、一般映画、一般音楽や一般漫画を飛び越えるような原初的なパワーとパッションが生まれてくることを切に願いつづけるのであります。 「痕~きずあと~」に関するさらに突っ込んだレビューはいずれ書きたいと思っていますので、どうぞお楽しみに。
by pulog
| 2004-12-05 21:01
| マンガ・アニメ
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